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Microsoft社、「Zune」の上位機種でApple社に対抗

[issued: 2007.10.04]

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 パーソナルメディアプレーヤ(PMP)市場では、引き続き米Apple社の「iPod」が優勢を保っている。この状況を少しでも切り崩そうとしている米Microsoft社は2007年10月、「Zune」ブランドの同社PMP製品の新モデルを同年11月半ばに発売する予定であることを明らかにした。

 Microsoft社が発表した新モデルは次の3種類。1つは3.2型液晶ディスプレイを搭載したプレミアムヘッドホン付き80GバイトHDD内蔵モデルで、米国内での希望小売価格を249.99米ドルに設定。もう1つはウルトラポータブル型4Gバイト品で、価格は149.99米ドル。残る1つはピンク、グリーン、ブラック、グロッシーレッドの4色を取りそろえた8Gバイトフラッシュメモリー搭載モデルで、価格は199.99米ドル。新モデルは、いずれもタッチセンサー技術を応用したナビゲーションボタン「Zune Pad」を搭載している。なお、Zuneブランドの初代モデルは2006年11月に発売された。

 新モデルも無線同期機能を備えており、ACアダプタに接続してドックやスピーカードックアクセサリ上に置くことで、自宅の無線ネットワークと自動的に同期をとることができる。Microsoft社によれば、既存の30Gバイト品のユーザーも、11月の新モデル発売の際、パソコン用/Zune用の新ソフトウエアを受け取り、リニューアルされた「Zune Marketplace」にアクセスすることが可能になるという。

 Microsoft社は、これらの新製品を、将来を見据えた大きな変化の一環として位置付けている。同社CEO(最高経営責任者)のBill Gates氏は「当社は、20年前にワードプロセッシング、スプレッドシート、プレゼンテーションという生産性向上を目指した統合ソフトウエアの可能性に賭け、人々の仕事のやり方を変えることとなった。現在は、ゲーム、音楽、ビデオの分野で大きな賭けをしており、こうしたエンターテインメントを相互に結び付けることが人々の遊び方を変えることにつながると考えている」と語る。

 同社は、新しいプレーヤ、ソフトウエア、オンラインストアに加え、オンラインコミュニティサイトのベータ版である「Zune Social」も立ち上げた。

 Microsoft社がPMP分野でApple社のiPodに迫るのは簡単なことではない。2007年6月時点で、Microsoft社は2006年11月の発売以来、Zuneの販売台数が100万台に達したとしている。しかし、Apple社は2007年7月に同社会計年度の第3四半期だけで、iPodを980万台以上を売り上げたと発表している。

(Electronic News)

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