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太陽誘電のリチウムイオンキャパシタ、車載システムへの応用も——CEATEC JAPAN 2007から(その2)
[issued: 2007.10.03]
写真1 リチウムイオンキャパシタを用いた高速充電のデモ
車体中央の基板上に実装されているのがリチウムイオンキャパシタ。
このLICは2007年3月に太陽誘電の完全子会社となった昭栄エレクトロニクスが開発したもの。電気2重層キャパシタとリチウムイオン電池の技術を利用したハイブリッド型のキャパシタであり、負極にリチウムイオンをあらかじめ蓄えておく(プレドーピング)。これにより、従来の電気2重層キャパシタに比べて体積当たり2倍の容量を実現した。製品ラインアップとしては40F~200Fのものがある(現在、サンプル出荷中)。また、電圧3.8Vでの使用が可能になった。
リチウムイオン電池と比較すると、もちろんLICの容量は少ない。その半面、充電時間が数秒から数分しかかからないこと、10万回にも及ぶ充放電が行えるという特徴を備える。この特徴を生かし、産業機器の電源効率を高めるための補助電源としての用途が考えられている。例えば、自動車において、アイドリングストップの状態からの高速復帰に用いるバッテリバッファとして利用するといった具合だ。また、電圧さえ印加すれば電荷を蓄えられるというキャパシタのシンプルな特徴から、太陽電池や燃料電池、各種発電機などと組み合わせた蓄電用途なども想定されている。さらに、玩具や計測器などの各種小型機器であれば、メインの電源としての利用も考えられるという。
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