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80℃の高温環境で使用可能な大容量キャパシタ


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 FDKは2007年9月、80℃の高温環境下でも連続使用できる2000Fの大容量キャパシタ「EneCapTen」を開発したと発表した。一般の電気二重層キャパシタはセル電圧が3.0V以下でエネルギ密度が約8Wh/l(ワット・時/リットル)であるのに対し、同製品はセル電圧が最大4.0Vでエネルギ密度は最大25Wh/l。そのため、より大きな電力が必要な場合にも対応できる。また、サイクル特性は10万回以上と長寿命である。主に高出力の無停電電源装置や、自動車などで、ブレーキをかけたときに発生するエネルギを蓄えて次の起動時に利用するシステムなどの用途に向ける。

 EneCapTenは、正極と負極に炭素系材料を、電解質にリチウムイオン系材料を使用している。高温耐性や高いセル電圧などの特性は、電解液や内部構造、キャパシタ内部に搭載された制御回路などの改善によって実現しているという。主な仕様は、外形寸法が100mm×110mm×13mm、内部抵抗が1.5mΩ、使用温度範囲が-20~80℃。

 FDKは、2007年度中に同製品を製品化することを目標にしている。今後、車載向けとしてもより容易に利用できるように、より高い温度への対応を図るという。

 また、同社は複数のEneCapTenを利用し、充放電電圧を45Vと15Vとしたモジュールを2007年10月2日から開催されるIT/エレクトロニクス関連の総合展示会「CEATEC JAPAN 2007」において公開する予定だ。

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