今後、ZMPは二足歩行ロボットエンジンをMSRSのライブラリとしてリリースする予定である。また、そのライブラリを利用した実際のロボットを年内にリリースする予定だ(写真2)。
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ゼットエムピーとマイクロソフトが二足歩行ロボットの開発などで協業
[issued: 2007.09.14]
写真1 MSRS上で動作するZMPの
二足歩行ロボットエンジ(イメージ)
MSRSは、マイクロソフト社がVPL(Visual Programming Language)と呼ぶデータフロー型のグラフィカル言語による開発環境と、ロボットの動作をテストする3D物理シュミレーション環境、サービス指向アーキテクチャ(SOA:service oriented architecture)に基づいた開発環境などで構成される。バージョン1.5が2007年7月にリリースされており、価格は商用ライセンスが399米ドル。大学/趣味などに向けた無償ライセンスもある。
二足歩行ロボットエンジンは、車輪型のロボットと比べてアクチュエータの数が多く、制御アルゴリズムが複雑である。そのためMSRS上でその動作をシミュレーションするには、多くの計算量と通信負荷が求められる。今回、MSRS上でZMPの二足歩行ロボットエンジンの処理が実際のロボットでの処理時間と同等に行えることが確認できた。これにより、MSRSの有効性が実証できたという(写真1)。
写真2 リリース予定のロボットのソフトウエアアーキテクチャ
IPライセンスの提供
マイクロソフトは、日本のイノベーションを推進するために同社のイノベーションセンターを通じて、アイデアの実現をサポートする「テクノロジーイノベーションプログラム」やマイクロソフトの技術の適用をサポートする「アプリケーションプラットフォームプログラム」、HPC(high performance computing)などのハイエンドな設備の利用をサポートする「プラットフォームサポートプログラム」、人材の育成をサポートする「人材育成サポートプログラム」の4つのプログラムを提供していた。今回、それら4つのプログラムに、新たに知的財産(IP)のライセンスを提供する「IPライセンスプログラム」を追加することも併せて発表した。
提供されるIPは、基礎研究により生み出された要素技術である「テクノロジIP」と実証実験/研究によって確立された実用レベルの「コンポーネントIP」、プロトコルやデータフォーマットなどの相互運用性を確立する「相互運用性IP」である。このことによってイノベーションのエコノミーシステムを確立し、継続的なイノベーションを実現するという。
ZMPに提供される顔認識や音声認識などのソフトウエアコンポーネントは、このIPライセンスプログラムに基づくものだ。
提供されるIPは、基礎研究により生み出された要素技術である「テクノロジIP」と実証実験/研究によって確立された実用レベルの「コンポーネントIP」、プロトコルやデータフォーマットなどの相互運用性を確立する「相互運用性IP」である。このことによってイノベーションのエコノミーシステムを確立し、継続的なイノベーションを実現するという。
ZMPに提供される顔認識や音声認識などのソフトウエアコンポーネントは、このIPライセンスプログラムに基づくものだ。
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