News Center

車載用ナビゲーションシステム向けの電源制御IC

[issued: 2007.06.29]

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

 ルネサステクノロジは2007年6月、車載用ナビゲーションシステム向けの電源制御IC「R2S25402FT」を発表した。プロセッサとDRAMの電源制御回路とDRAMインターフェースの終端抵抗への電源供給回路を集積したもので、これら回路を個別に使用する場合と比較して実装面積を20%削減できるという。パッケージは64端子QFPで、サンプル価格は400円。2007年9月からのサンプル出荷を予定する。

 車載用ナビゲーションシステムの電源回路は、通常動作とDRAMバックアップ動作のいずれにおいても電圧の変換効率が高いことが求められる。通常動作とは、運転中や操作中など、ナビゲーションシステムが起動している状態のことである。一方のDRAMバックアップ動作とは、エンジン停止時にエンジン停止前の表示地図や位置情報をDRAMに保持するためのもので、DRAMのリフレッシュサイクルが繰り返し行われる。このDRAMバックアップ動作は、次のエンジン起動時にナビゲーションを迅速に起動することを目的としている。通常動作とDRAMバックアップ動作における消費電流には、それぞれ数Aと数 mAと大きな差がある。これら両方の動作時に効率良く機能する電源回路を設計するのは難しい。

 この課題に対して、R2S25402FTは消費電流が多い通常動作時には外部のMOS FETを駆動することによって電源供給を行い、消費電流が少ないDRAMバックアップ動作時には同製品に集積された内部のMOS FETを駆動することによって電源供給を行う。この工夫により、いずれの動作においてもスイッチング損失や導通損失が最適化され、高い効率が実現される。

 そのほかの特徴として、入力電圧範囲が3.4V~35Vと広いことが挙げられる。これによりバッテリから直接ナビゲーションシステムに電源を供給することが可能になり、電源設計の簡素化に貢献するという。

 主な仕様は、出力電圧の設定範囲が0.8V~5.0V、通常動作のスイッチング周波数が350kHz~480kHz、DRAMバックアップ動作のスイッチング周波数が25kHz(±10%)。

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

Sponsor Links

Partner Solutions

EDN RESOURCE CENTER


新着ホワイトペーパー情報




アナログ・デバイセズ - 22件
インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン - 1件
ナショナル セミコンダクター ジャパン - 9件
リニアテクノロジー - 15件
日本アルテラ - 4件
リード・ビジネス・インフォメーション - 1件