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「Microprocessor Forum 2007」リポート(その6)
200MHz動作でPentium4を超える処理性能、マルチコアのリコンフィギュラブルプロセッサ

[issued: 2007.05.25]

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写真1 
アイピーフレックスの佐藤友美氏

 「Microprocessor Forum 2007」(米国サンノゼで開催)の最終日(5月23日)は、グラフィックス向けのマルチコアアーキテクチャをテーマとするセッションが開催された。このセッションにおいて、アイピーフレックス取締役副社長兼最高技術責任者を務める佐藤友美氏(写真1)が「955個のパラレルプロセッサによるマルチコアダイナミックリコンフィギュラブル プロセッサ DAPDNA-IMX」と題する講演によってDAPDNA-IMX」の詳細を明らかにした。

 DAPDNA-IMXは、2個の32ビットRISCプロセッサ「DAP」とリコンフィギュラブルファブリックである「DNA」(955個のプロセッサエレメント)、DDR2 SDRAMコントローラ、PCI-Expressインターフェース、高速I/Oなどを集積したものである(図1)。富士通の90nmプロセス技術で製造され、回路規模は1500万ゲートに上る。主に、複合コピー機や画像処理機器、マルチコーデックが必要なデジタル家電などの用途に向ける。

 200MHzで動作した場合の画像処理性能は、米Intel社の3.06GHzで動作するPentium4と比較して9~113倍高く、同社従来品のDPADNA-2と比較しても2倍近く高速である(図2)。従来品と比較して高速である理由は、クロック周波数と処理の並列度が高いことによる。

 会場では、プロセッサエレメントの詳細や内部配線構造、ソフトウエア開発環境、デバイスの最適な設計手法などについても解説された。

 佐藤氏は、DAPDNA-IMXとFPGAとの違いについて、「1クロックで動的に再コンフィギュレーションすることができる点と、容易に同期フィードバックが可能である点が異なる。従って、FPGAより複雑な処理が可能で、無駄な処理待ちが生じない。」とそのメリットを強調した。

(小野 明久)

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