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世界半導体市場、2006年は前年比8.5%の増加

[issued: 2006.11.01]

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 世界の半導体市場規模は、2006年に前年比8.5%増、2468億米ドルの見通しとなった。2007年も同8.6%増と同水準の伸びが見込まれ 2679億米ドルを予測する。2008年は同12.1%増と2桁成長が期待され、3000億米ドル台に乗る。これはWSTS(world semiconductor trade statistics:世界半導体市場統計)が「2006年秋季半導体市場予測」としてまとめ、2006年10月31日に発表した。
 前回の春季予測(2006年5月)では、世界半導体市場の伸長率を2006年に同10.1%増、2007年に同11.0%増と予測していたが、今回の予測ではわずかながら下方修正する形となった。WSTS日本協議会の会長を務める小川敏夫氏は、その主な理由について、「米Intel社とAMD社の競争でパソコン用プロセッサの価格が下落し、MOSマイクロの市場が縮小した。また、ポータブルオーディオ『iPod』の実需がWSTSの当初予測を下回ったため、フラッシュメモリーの需要も予想値に達しなかった」と述べた。
 2006年の製品別市場予測は、IC全体で前年比8.0%増の2082億米ドルの見込み。このうち、MOSメモリーは同17.3%増の569億米ドル、アナログは同16.1%増の371億米ドルと大きく伸びたが、MOSロジックは同3.9%増の599億米ドルと微増で、MOSマイクロは同0.8%減の 542億米ドルと落ち込む。IC以外ではオプトエレクトロニクスが同11.5%増の166億米ドルと2桁伸長し、ディスクリートは同8.6%増の165億米ドルと見込まれている。
 2007年はIC全体で同8.5%増の2259億米ドルと予測した。MOSメモリー、MOSマイクロ、MOSロジック、アナログのいずれも8%台の成長を見込む。オプトエレクトロニクスは11.0%と2桁伸長を維持し、ディスクリートは5.4%増となる。

2006年の日本市場は2桁伸長

 日本の半導体市場(円ベース)は、2005年に前年比2.0%減とマイナス成長となったが2006年には同11.5%増の約5兆4100億円と回復する。さらに、2007年には同6.6%増の約5兆7700億円となり、2008年は同10.7%増の約6兆3900億円と予測した。

 WSTSは半導体市場に関する世界的統計機関で、1984年に設立された。現在、世界の主要半導体メーカー66社が加盟している。
(馬本 隆綱)



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