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iPodの立役者、PortalPlayer社の確かな技術と戦略:後編

[issued: 2006.04.25]

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 本社はカリフォルニア州サンノゼにあるが、ほとんどの業務は米Microsoft社のあるワシントン州の開発部門で行われており、Prefaceプラットフォームはそこで開発された。2006 Consumer Electronics Showで初公開されたPrefaceプラットフォームでは、ユーザーがノートPCを開けてシステムを起動し、必要なアプリケーションをロードしなくても、データや音楽、写真に瞬時にアクセスできる。
 さらにPrefaceプラットフォームが採用された最新ノートPCのセカンドユーザーインターフェースは、Windows Vistaの新機能「SideShow」と統合できる。

 インドと台湾にあるPortalPlayer社の拠点は、特定の顧客のために設置されたものでもあった。「顧客との地理的な距離は軽視できない」とJohnson氏はいう。開発チームの一部をインドに置くことで、米国の時間帯よりも近い時間帯で日本の顧客に対応できる。
 PortalPlayer社はワイヤレス分野とディスプレイ分野にも進出し始め、ワイヤレスソフトモデムプロバイダの英Icera社と提携して常時接続携帯マルチメディアデバイスの開発に乗り出したほか、Bluetoothチップメーカー大手の英CSR社とも協力してWiFi/Bluetooth接続機能を搭載したワイヤレスPMPの開発に取り組んでいる。

 PMP(portable media player)市場において不動の地位を確立したPortalPlayer社は、携帯マルチメディア製品に搭載されるコアテクノロジのリーディングプロバイダとなることを使命としている。2006年に入ってすでに、パーソナルワイヤレスエンタテイメントとパーソナルメディアディスプレイの2つの市場セグメントに参入した。
 「我々の市場で、パーソナルメディアプレーヤー、ディスプレイ、ワイヤレスエンタテイメント機器の性能アップを求める消費者ニーズに応えていくにはスピーディな変革が必要」とJohnson氏はいう。

 マーケットリサーチ会社の米iSuppli社でシニアアナリストを務めるChristopher Crotty氏は、PortalPlayer社は今まさにエンジン全開、提携先の選択も賢く、やることすべてが株価上昇につながっていると語る。「ウォールストリートはここ半年で、PortalPlayer社はスタミナのある企業だと認識した」とCrotty氏はいう。
(Electronic Business)



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