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iPodの立役者、PortalPlayer社の確かな技術と戦略:前編
[issued: 2006.04.24]
PortalPlayer社 CEO Gary Johnson氏
その計画の成果は見事なものだ。2005年度の収益は前年の92.6百万ドルから143%増の225.2百万ドルに達し、純利益は前年度比363%増というから驚く。PortalPlayer社の歴史は1999年に始まった。この年、創設者らはデジタル圧縮オーディオ市場にチャンスを見出し、ファームウエアとチップ専門のプロバイダとしてゼロから会社を立ち上げた。
今日の成功の裏には、アプリケーションプロセッサとソフトウエア/ファームウエア・フレームワーク、付属ソフトウエア開発キットを1つにまとめた「コアテクノロジ・プラットフォーム」を打ち出すことで、変化の激しいコンスーマ市場に独自の視点で柔軟に対応できるようにした、ということがある。 PortalPlayer社はチップ設計とファームウエアをうまく組み合わせ、顧客が独自のソリューションを開発できるようにしている。
「リアルタイムファームウエアとチップの組み合わせというのは珍しく、最初からこれで勝負したのは当社が初めてだった」とPortalPlayer社 CEOのGary Johnson氏はいう。PotalPlayer社の特徴の1つはファブレスモデルに重点を置いていることだ。Johnson氏は同社のチップを製造する主要ファウンドリの米LSI Logic社、台湾のUMC(United Microelectronics Corp)社、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.)社との関係を強調しつつ、「コア以外のものを協力企業にアウトソーシングすることで、分野を絞って経営資源を投入できる」と語る。
「非中核事業を一貫してアウトソーシングすれば経営のスピードアップが図れるほか、自社の強みに研究開発費を投入できる」(Johnson氏)。また、 PotalPlayer社の280人の社員は米国、台湾、日本、インドに散らばっており、設立当初から多国籍企業としてパートナー企業の身近にいることを心がけている。(続く)
(Electronic Business)
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