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Electronic Newsから:
2005年のフラッシュ・メモリー市場はNAND型がけん引、
Samsung社が首位を守る、Hynix社は躍進

[issued: 2006.04.05]

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 米国の市場調査会社であるIC Insights社は、年間サービス「McClean Report」の3月号で、「フラッシュ・メモリー市場は2005年も堅調だった。主にNAND型フラッシュ・メモリーの急成長が貢献した」と報告した。

 同社によると、「2005年の売上高は186億米ドルで、前年の156億米ドルから19%増加した。民生分野と通信分野での需要の伸びが売上高を押し上げた。」
 しかし、「フラッシュ・メモリー市場の中でも、NOR型とNAND型で明暗が分かれた」という。NOR型の売上高は前年比13%減の80億米ドルと低迷。一方のNAND型は同64%増の106億米ドルと急成長した。出荷個数については、NOR型は前年比9%増の41億個だったのに対し、NAND型は同 88%増と大幅に増加し12億個に達した。

 「2005年のフラッシュ・メモリー・サプライヤ・ランキングは、NAND型フラッシュ・メモリー・メーカーのほとんどが需要の拡大によって利益を上げたことを表している」とIC Insights社は指摘した。このランキングで第1位を獲得したのはSamsung社だった。同社は過去2~3年、首位の座を守っている。同社のフラッシュ・メモリーの売上高は、社内の付け替えを含めて、前年比47%増の約66億米ドル、市場シェアは35%を占めた。2005年11月、「iPod Nano」へのフラッシュ・メモリーの供給でApple社と契約したことで、Samsung社は下半期の売上高および出荷個数を急激に伸ばした。

 第2位を堅持した東芝もNAND型フラッシュ・メモリー・メーカーである。同社のフラッシュ・メモリーの売上高は、前年比13%増の25億米ドルだった。市場シェアは、13%で、2004年から1ポイント低下した。

 第3位はIntel社、第4位はAMD/Spansion社、第5位はSTMicroelectronics社だった。3社はすべてNOR型フラッシュ・メモリーを主に供給している。しかし、Intel社はMicron社とIM Flash Technologies社を設立、STMicro社はHynix社とHynix ST Semicouductors社を設立して、2006年以降、NAND型フラッシュ・メモリー市場に積極的に参入する姿勢を示している。

 2005年にフラッシュ・メモリーの売上を急激に伸ばしたのはHynix Semiconductor社である。同社は、売上高を前年の2億2000万米ドルから12億6000万米ドルに伸ばし、前年比約600%増と躍進した。特に2005年第4四半期は、フラッシュ・メモリーの売上高が全体の40%に上った。IC Insights社は、「Hynix社がフラッシュ・メモリーの売上高でライバルのSamsung社に追いつくにはまだ道のりはある。しかし、2006 年、NAND型フラッシュ・メモリー・サプライヤー第2位の座をめぐって、東芝を脅かす可能性は十分にある」と見ている。

 また、米国の市場調査会社であるiSuppli社によるNAND型フラッシュ・メモリー市場予測は、「2006年の市場規模は138億米ドルで、当初の160億米ドルより縮小する」としている。

(Electronic News)



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