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米Linear社が自動車向け電源IC事業を強化、
ジャンクション温度150℃品を揃える
[issued: 2005.11.14]
パワープロダクツ ゼネラルマネジャー Steve Pietkiewicz氏
同社は2005年6月期に売上高が10億米ドルを超えた。このうち、「電源ICを中心としたパワーIC事業部門の売上高は60%を占める」(パワープロダクツ ゼネラルマネジャー Steve Pietkiewicz氏)。特に携帯オーディオプレーヤ向けのバッテリ充電制御用ICなどが大きな伸びとなっている。カーナビゲーションやECU、キーレスエントリーシステムなど自動車向けパワーIC事業も前年比で30%増となった。
例えば、ECU向けの電源ICは熱対策などの問題があり、従来のLDOレギュレータICからスイッチングレギュレータICに移行している。これにより、同社のビジネスチャンスが拡大した。同社が自動車向けに開発したのがHグレードと呼ぶ高温対応の電源IC。Hグレード品は従来品と同じバイポーラプロセス技術を用いながら、回路設計技術を工夫することで消費電流を下げ、漏れ電流の問題などを解決した。
同社のHグレード品にはスイッチングレギュレータICやLDOレギュレータIC、電源制御ICなどがあり、60Vの耐圧品も準備している。
自動車向けではLEDドライバICも今後の注力製品の1つだ。携帯電話機の液晶バックライト向け白色LEDドライバICで強みを持つ同社は、自動車向けに最大入力電圧が36Vと高いLEDドライバIC「LT3474」を発売している。最大出力電流1Aと大きく、パッケージが16端子のTSSOP(5mm ×6.4mm×1.1mm端子含む)と小さい。また、最大入力電圧24V、入力電圧12V時において最大16個のLEDを100mAでドライブでき、パッケージが16端子のDFN(5mm×3.5mm×0.75mm端子含む)と小さいデュアルIC「LT3486」も発売している。「LT3486」はPWM 制御により1000対1の調光が可能。LEDはカーナビゲーションや車載テレビの液晶バックライトのほか、室内灯、ヘッド/バックライトなどに採用されており、「潜在需要は非常に大きい」(同)ことから、今後の重点ターゲット市場のひとつに位置づけている。
(馬本 隆綱)
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