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Electronic Newsから:
Intel社の2005年第3四半期は予測どおり、
投資銀行アナリストが報告

[issued: 2005.10.19]

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 半導体最大手Intel社による2005年第3四半期の決算報告を直前に控え、米国オレゴン州ポートランドの投資銀行であるPacific Crest Securities社は、「Intel社の売上高および業績見通しは当初の予測どおりである」とする報告書を発表した。半導体アナリストである Michael McConnell氏とLi Tang氏が作成した報告書によると、「Intel社の2005年第3四半期の売上高は前期比7%増の99億米ドルで売上高総利益率は60.5%、1株当たり利益(EPS)は33米セントと予測される」という。

 Pacific Crest社は、「チップセット不足によってデスクトップ向けプロセッサの売上高が伸び悩んだ」と分析している。しかし、第3四半期をとおしてチップセット不足だったなか、ノートパソコン向けプロセッサの需要は堅調に伸びた。このためにIntel社の0.13μmチップセット「915」の供給が制限されたと見られる。また、Dell社の「ローエンド・パソコン市場から重点をほかに移す」とした決定が、2005年下半期における出荷個数の伸びを妨げる可能性がある。

 一方、サーバー向けx86プロセッサ「Xeon」の価格に関して、Intel社は今後も厳しい状況に置かれることが予想される。その理由として Pacific Crest社は、「サーバー向けプロセッサ分野では、AMD社との激しい競争が続いている」ことを挙げた上で、「Intel社のサーバー分野は売上高総利益率85~90%を生み出している」ことを付け加えた。

 Intel社の第4四半期の業績予測については、大方の予測と一致すると見られている。McConnell氏は、「Intel社の第4四半期の業績予測は、売上高が103億~109億米ドル、売上高総利益率が61~62%で、この中間値で算出するとEPSは42米セントになる」と見ていることを明らかにした。

 短期的な懸念事項は株価に対する評価である。Pacific Crest社は予想を考慮して株価モデルを若干修正した。同社は、「Intel社の株取引における株価収益率は、過去3年間の17倍~36倍に対して、 2006年の評価では14倍である。短期的なカタリストには欠けるがリスク/報酬の面では魅力的だ」としている。
 さらにMcConnel氏は、「新市場での需要拡大や、利益率の高いノートパソコン向けプロセッサへの移行、下半期における65nm生産立ち上げコストの削減によって、Intel社の2005年業績は売上高総利益率59%の当初の予想どおりの結果に落ち着きそうだ」と続けた。
 最後に同氏は、「長期的には、モバイル向けやサーバー向けプロセッサの売上高増加がデスクトップ向けプロセッサのゆっくりとした伸びをカバーすることになりそうだ。一方で、有線ネットワーク機器や無線機器分野の新事業が新たな売上高を生み出し、Intel社の土台であるパソコン事業を押し上げるだろう」と結んだ。

(Electronic News)

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