NECエレクトロニクスは、ARM11コアを4個搭載したマルチコアプロセッサ「MPコア」のデモを公開した。
非対称型マルチプロセッシング(AMP)に加え、AMPと対称型マルチプロセッシング(SMP)のハイブリッドに対応している。1つの処理を複数CPU で分担することができ、効率的な処理が可能になる。動作周波数は200MHz~400MHzで、1.4GHz動作のCeleronプロセッサと同等の処理が可能という。また、ブロック単位での電源制御などによる電力削減も実現した。ARM9コアを3個搭載した同社のマルチコアプロセッサ「MP211」の次期品種に相当する。MP211は非対称マルチプロセッシング(AMP)のみに対応していた。
デモでは、30フレーム/秒のMPEG2形式の動画やフラクタル画像を表示してみせた。併せて各CPUの処理負荷も画面に表示しており、全体の負荷の増減に応じて4つのCPUに処理が割り振られる様子が見てとれた。
同社は携帯電話機などへの応用を想定している。2006年末の製品化を目標に開発を進めているという。
(鴨川 学)
News Center
[CEATEC JAPAN2005レポート(11)]
NECエレ、SMP対応の4CPUマルチコアプロセッサのデモを実施
[issued: 2005.10.06]
図1 デモで使用されたMPコア
図2 画像処理デモ。画面右に各CPUの処理負荷が表示されている。
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