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車載機器向けFPGAベースの計測/制御システム
~CANインタフェースモジュールと、音響/振動集録モジュール~

[issued: 2005.08.11]

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 日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は、FPGA*1)ベースの計測/制御システム「NI CompactRIO」用のCAN*2)インターフェースモジュール「NI 9853」と、音響/振動集録モジュール「cRIO-4408」を発表した。50Gの耐衝撃性を備えるNI CompactRIOプラットフォームで使用できるため、過酷な環境に置かれる車載機器や組み込み型機械監視システムなどに適しているという。価格はNI 9853が13万2,000円、cRIO-4408が66万円。

 NI CompactRIOは、FPGAチップによる再構成可能な技術を採用した組み込み式計測/制御システム。グラフィカルな開発環境である「NI LabVIEW」を使うと、カスタム計測ハードウエア回路を定義する際でも、VHDLなどのハードウエア設計言語の知識を必要としない。

 NI 9853は、2ポートの高速CANモジュール。車載CANバスの監視、電子制御ユニット(ECU)やアクチュエータといったCANデバイスとのやり取り、モーションドライブやモーターなど工業用デバイスとの通信が行える。NI LabVIEWを用いてFPGAチップにプログラムをダウンロードでき、受信するCANデータに対して最大40MHzのループレートで応答することが可能。

 またJ1939ネットワーク通信用に11ビットと29ビットの任意IDをサポートしている。付属NI-CANドライバソフトウエアを使い、ベクター・ジャパンのデータベースファイルをアプリケーションに組み込める。

 一方cRIO-4408は、IEPE信号調節機能を搭載し、IEPE(アンプ内蔵型)センサーからの音響/振動集録が行える。サンプリングレートは2kS/秒~33.3kS/秒。8チャンネルの同時集録が可能。分解能は24ビット、ダイナミックレンジは102dB。

 「LabVIEW 音響/振動解析ツールキット」や「LabVIEW次数解析ツールキット」などのソフトウエアと併用することで、騒音レベル、振動レベル、ベースバンドおよびズームFFT、1/nオクターブ解析、周波数応答、次数トラッキング、次数スペクトルなどの計算も実行できる。LabVIEW 音響/振動解析ツールキット付きcRIO-4408の価格は83万1,000円。



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