NTTドコモは第4世代移動通信システム(4G)に向けて、下りで最大1Gビット/秒のリアルタイムパケット信号伝送の屋外実験に成功した。4Gに関しては、総務省情報通信審議会答申で、2005年中に要素技術を確立し、2010年の実用化を目指している。
今回の屋外実験は神奈川県横須賀市街地で、基地局装置と時速20kmで移動する移動端末間で行った。無線アクセス方式は「VSF-Spread OFDM*1)」(Variable Spreading Factor-Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用し、「MIMO(Multiple-Input=Multiple-Output)多重」技術*2)はNTTドコモが独自開発した信号分離技術を採用した。これにより、周波数帯域幅100MHzで、1Gビット/秒のリアルタイムパケット信号伝送を実現した。周波数利用効率は10ビット/秒/Hz*3)。
実験では、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれ4本使い、16QAM*4)データ変調や符号化率が8/9のターボ符号化*5)を用いて伝送した。受信側の信号分離法は独自の最尤(さいゆう)判定法*6)を用いることで、処理量を削減した。また、1Gビット/秒の信号伝送のための受信電波強度は、従来の信号分離法に比べてほぼ1/10に低減できるという。
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4Gの1Gb/sリアルタイムパケット信号伝送、NTTドコモが屋外実験に成功
[issued: 2005.06.27]
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