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オシロ用各種解析ソフトをサーバーから取得、
アジレントが新提案
[2007年07月号]
この数年、さまざまな規格の高速シリアルバスが登場している。このためそうしたバス規格を採用した機器を開発するユーザーは、新しいシリアルバス規格に対応する帯域と、その解析に必要なソフトウエアを備えるオシロスコープをそのつど購入するしかなかった。
こうした中で、アジレント・テクノロジーは、オシロスコープを購入後でもオプションを追加することで、ハードウエア的に帯域を拡張できる製品「Infiniium DSO80000Bシリーズ」を2006年に発表した。一方、今回のシステムは、解析ソフトウエアを必要に応じて追加/拡張できるようにしたものだ。同システムでは、アジレント・テクノロジーから購入したさまざまな解析ソフトウエアをサーバーで一括管理し、サーバーから必要なソフトウエアの使用ライセンスを取得してオシロスコープの機能を拡張できるようにした。
例えば、ユーザー企業や計測器のレンタル会社に設置されたライセンスサーバーで、シリアルATA(SATA)やPCI Express、Fiber Channel、HDMIなどの高速シリアルバスのデータ解析に必要なソフトウエアやジッター解析ソフトウエアを集中管理する。エンジニアは必要に応じてそのサーバーとLAN接続し、必要なソフトウエアの使用ライセンスを取得して利用することができる。ライセンスの有効期限は、サーバー側とオシロ側の両方で管理される。
今回のシステムを利用できるオシロスコープは、最新のInfiniium DSO80000Bシリーズに加え、「Infiniium DSO80000Aシリーズ」、「5485xAシリーズ」、「5483xB/Dシリーズ」など、2002年以降の新製品であれば対応できる。また、高速シリアルバス対応のソフトウエアが一部バンドルされている「Infiniium DSA80000Bシリーズ」でも利用することが可能である。
ソフトウエアの価格は製品によって異なるが、従来のオシロスコープごとに固定されたノードロックライセンスに比べ1.5倍となる。例えば、PCI Express向けの「N5393A」は4500米ドル、HDMI Compliance向けの「N5399A」は6000米ドル。
アジレント・テクノロジーによると、「このシステムを利用することにより、多数のオシロスコープを保有する大手企業やレンタル会社は、必要な本数だけ解析ソフトウエアのライセンスを取得すれば済み、効率的な投資/ソフトウエア資産の管理が可能となる。また、これまでの一般的なサイトライセンスとは異なり、サーバーライセンスは世界各国のオフィスで共有できる。例えば、日本と米国のオフィスで24時間体制で使い分けるといったことが可能になる」という。
(馬本 隆綱)
サーバーでソフトウエアライセンスを集中管理
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