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PRODUCT ROUNDUP
2007.3

デジタルテレビ向けの
映像/オーディオ処理製品群

TVP9010、TAS3208、ほか

 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、HD(高品位)TV向けに、映像処理、オーディオ処理に関連した製品群を発表した。発表されたのは、映像処理プロセッサ「TVP9010」、TVP9010に対応した開発プラットフォーム「TVP9010 ATSC HDTV開発プラットフォーム」、ATSC-NTSCコンバータボックス「TVP9007」に対応した開発プラットフォーム、オーディオプロセッサ「TAS3208」などである。
  TVP9010は、地上波デジタル放送の北米規格であるATSC(advanced television systems committee)、同じく欧州規格のDVB-T(digital video broadcasting terrestrial)に準拠した映像処理プロセッサで、1080pのHD映像出力に対応する。HDTV向け映像処理プロセッサ「TVP9x」シリーズの最新版であり、コンポジット入力に対して、高精度の3次元Y/C(輝度信号/色信号)デコード処理を施すことによってアナログ入力信号を基に高品質なデジタル出力を得ることができる。セットメーカーは、任意の画像特性パラメータ(鮮明さ、コントラスト比、色など)を選択して微調整することができるため、この点で他社製品との差異化を図ることが可能になるという。
  TVP9010 ATSC HDTV開発プラットフォームは、TVP9010を中心に8-VSB/QAM復調装置やオーディオ処理機能(TAS3208を使用)、電源管理機能などを実装したもの。セットメーカーはTVP9010に対するプログラム変更によって画質の差異化を図ることになるが、同プラットフォームを利用することにより、その作業が容易になるという。
  今回、同時に発表されたTVP9007用の開発プラットフォームは、HDデコーダと8-VSB/QAM復調器を1チップ化したTVP9007の開発環境を提供する。
  TAS3208は、オーディオ専用のDSP、A-Dコンバータ、D-Aコンバータ、ペリフェラルを統合したデジタルテレビ向けのSoC製品。48ビット/135MHzのDSPにより、Dolby、SRSといったサードパーティのアルゴリズムや独自にプログラミングしたカスタムアルゴリズムを用いたオーディオ処理が行える。HDTV環境に対応するために、10系統のステレオ入力ペアと3系統のステレオ出力ペアをサポートする。また、A-Dコンバータで93dB以上、D-Aコンバータで97dB以上のダイナミックレンジを確保している。
連絡先:プロダクト・インフォメーション・センター、URL:http://www.tij.co.jp/pic/

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