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 YESTERDAY’S HYPE MEETS TODAY'S REALITY Reality Check
2006.4
不正コピー問題に巻き込まれたDAT
Stats 2005年11月の生産量:100台/月 記録可能時間:90分〜3時間
 1980年代半ば、DAT(digital audio tape)は音楽メディアの主流となった。サンプリングモードは12ビット/32kHz〜24ビット/96kHzで、記録時間は90分から3時間。DATの本当の良さは、記録時のデータ損失がないことだった。DATならば、オーディオCDなどのデジタルコンテンツを完璧にコピーすることができただろう。しかし、当時のレコーディング業界は今日よりもさらに頭が硬く、即座にコピーを抑止する行動に出た。その結果生まれたのが1992年のHome Recording Act(オーディオ家庭録音法)、いわゆる DATタックスと呼ばれる法律である。すべてのDATレコーダとメディアに著作権料を課し、コピーを1回だけに制限するシリアルコピー管理システムを義務付けるというものだ。
  この法律で、手頃な価格のCD記録技術の未来が閉ざされた。DATの顧客は音楽スタジオとハイファイ愛好家に限定された。2005年11月、ソニーは需要が約100台/月に落ち込んだことを理由に、DATの生産を中止すると発表した。2005年12月中旬から、米Sony Electronics社のアウトレット用のサイトでは、DTC-ZE700が小売価格よりも300〜500米ドル安く売られている。
(Matthew Miller)
 

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