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 YESTERDAY’S HYPE MEETS TODAY'S REALITY Reality Check
2006.3
明暗を分けた携帯機器
Stats 予定販売台数:600万台 / 実販売台数:200万台
 2003年半ば、フィンランドのNokia社は携帯電話機とゲーム機を融合させたN-Gageを発売した。そして2005年11月、同社はこのN-Gageの販売台数が、当初3年間で予想していた出荷台数の3分の1である200万台にとどまっていることを認め、開発を中止すると発表した。何が間違いだったのだろうか? 人気の高い2種類の機器を統合するという考えは素晴らしいものに思えたが、同社が苦労して作り上げたものはユーザーの期待をはるかに下回るものだった。
 魅力的なゲームソフトの不足と高価格に加え、設計上の2つの問題がこの製品を開発中止に追い込んだ。一つは、ゲームカードを挿入するにはバッテリ部の蓋を開かなくてはならず、非常に面倒であったこと。もう一つは、電話のマイクとスピーカーがハウジングの縁に沿って取り付けられているため、話すときには顔に対して垂直にデバイスを持たなくてはならなかったことだ。顔の脂分でディスプレイが汚れないようにしたのだろうが、不便であった。懐疑的な消費者によるネット上(http://www.sidetalkin.com/)での批判はとどまるところを知らず、マイク位置の問題を解決したニューモデルもN-Gageの人気回復には一向に役立たなかった。
(Matthew Miller)
 

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