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2006.3
チップ抵抗器のバルク実装を目指す
新たな部品推奨寸法公差をメーカー4社が提案
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 バルクフィーダを利用した実装のさらなる普及に向けて、釜屋電機、KOA、北陸電気工業、太陽誘電は、チップ抵抗器の推奨寸法公差を共同提案した。今回提案したのは、1608サイズ品(大きさ1.6mm×0.8mm×0.45mm)と1005サイズ品(同1.0mm×0.5mm×0.35mm)に関して釜屋電機、KOA、北陸電気工業が作成した推奨値(表1)。
 バルク実装は、チップ部品を回路基板に装着する方式の1つ。ばらばらの状態でケースに入ったチップ部品をフィーダと呼ばれる装置で1個ずつ取り出してノズルで吸着し、回路基板へ装着する方式であり、部品吸着率が低いとエラーが発生しやすい。そのため、部品吸着率の向上がバルク実装方式普及の鍵の1つとされている。
 チップ抵抗器メーカーである釜屋電機、KOA、北陸電気工業の3社は、部品寸法の観点からこの課題の解決に取り組んだ。太陽誘電のユニット方式バルクフィーダを用いた実験を行い、新たな部品推奨寸法公差案を作成した。今回の推奨値を満たす部品であれば99.99%以上という高い吸着率を実現できる。
表1 従来の一般的な値と今回の推奨値

図1 太陽誘電製バルクフィーダ「TCM-3000」
 チップ部品の供給方式は、テープフィーダを用いたものが現在の主流である。しかし、チップ部品がテープに固定された形で供給されるこの方式では、使用後のテープは不要となり廃棄されていた。バルクフィーダを用いた実装ではこのような廃材が出ないため、環境負荷が少ない方式として注目されている。
 今回の推奨案は2005年12月16日にJEITA(電子情報技術産業協会)で紹介され、好評を得たという。各社は今後も、バルク実装方式の普及、拡大への取り組みを継続していく。 (鴨川 学)
連絡先:KOA株式会社 総務センター、0265-70-7171
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