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2006.3
静電耐圧700Vの光トランシーバ用TOSA/ROSA
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 セイコーエプソンは、静電耐圧が700Vと高い面発光型半導体レーザー(VCSEL:vertical-cavity surface-emitting laser)を内蔵した4.25Gビット/秒の光トランシーバ用TOSA(transmitter optical sub-assembly)およびROSA(receiver optical sub-assembly)を開発し、2006年4月からサンプル出荷を始める。デジタルAV機器などのホームネットワーク用途に向ける。
 同社はチップ表面から垂直にレーザー光を出力可能な波長850nm帯のVCSELを1年前に開発した。静電気保護用のダイオードを内蔵し、それまで300V程度であった静電耐圧を700Vまで高めることに成功した。
 ギガビットイーサネットやFibre Channel規格に準拠した光トランシーバの送信部に使うTOSAに、このVCSELを搭載することで、VCSELの課題となっていた静電気に対する信頼性の向上を図った。
 また、CANパッケージとそれを覆うプラスチックの位置精度を10μm以下に高めた調芯組み立て技術によって、−20〜+85℃の広い温度範囲で安定した光出力が得られる。駆動電流は5mA、小信号応答は5.5GHz、対応する光ファイバはGI型マルチモードファイバ。
 光トランシーバの受信部に用いるROSAは、ガリウムヒ素PINダイオードとプリアンプを内蔵した。最小受光感度は−17dBm(4.25Gビット/秒時)。
 同社は現在、半導体レーザー駆動用ICやリミッティングアンプなども開発中で、将来はTOSAやROSAと組み合わせた光トランシーバの製品化も検討している。 (馬本 隆綱)
連絡先:デバイスビジネス戦略部、042-587-1286
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