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PRODUCT ROUNDUP
2005.11
4つの周波数を選択できる発振器、
納入まで1週間以下を実現
 米SILICON LABORATORIES社は、出力周波数範囲が10MHz〜1.4GHzで、リードタイムが1週間以下と短い発振器を発売した。水晶発振器XO「Si53x」と、電圧制御水晶発振器VCXOの「Si55x」である。従来品のリードタイムは約8週間であった。
 新製品は最大で4種類の出力周波数に対応する。出力周波数は論理入力によって選択する。対応する周波数はユーザーが自由に選び、同社はその要求を受けて周波数をプログラムする。これまでは固定周波数の発振器が主流であり、ユーザーは必要となる周波数ごとに発振器を購入しなくてはならなかった。テレコム用の機器だと、約100種類もの周波数を必要とする場合があるという。
 新製品のコア技術は、PLLの動作をデジタルで実現したことである。同社が特許を持つ。固定発振器からの信号をA/D変換し、DSPで処理する。出力周波数はこのDSPをプログラムすることで設定する。固定発振器には114MHzの低周波クリスタルを使用している。この技術により、高い歩留まりやリードタイムの短縮を実現し、初期精度を1ppmまで高めた。実績のある114MHzのクリスタルを使うことで信頼性が高く、経年劣化が1ppm、温度に対する周波数変化が±20ppmといずれも低い。
 ジッターは0.35ps RMS以下。入力電圧は3.3V、2.5V、1.8V。パッケージは7mm×5mmの表面実装型。製品単価は、1000個受注時で6〜86.4米ドル。内蔵する周波数の種類や数によって異なる。
 従来の弾性表面波SAWや逆メサ型水晶による高周波の発振器は、原子層の追加や削除といった複雑な加工が必要だったため、歩留まりの低さやリードタイムの長さが問題になっていたが、新製品によりそれを解決できる。
連絡先:シリコン・ラボラトリーズ・ジャパン、03-5325-3164
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