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EMBEDDED
SOFTWARE
ソフトウエアセンター
Pradeep Chakraborty, Correspondent, EDN Asia/India
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インドは携帯電話の大きな市場であり、またある種のハードウエア開発にとっても魅力のある国だが、国家的に最も重視しているものは組み込みソフトウエアの開発である。
実際、携帯電話機にソフトウエア・スタックとアプリケーションが組み込まれるようになるにつれ、世界的な携帯電話ベンダーにとってインドはソフトウエア業界の台風の目、最良の選択肢として浮上している。
携帯電話機の観点からはMotorola社、ZTE社、LG社、Huawei(華為)社などの世界的企業がソフトウエア開発をインドに移している。
ソフトウエアに関してはSasken Communication Technologies社、Epigon Mediaware Technologies社、Quorant 社、Hughes
Software Systems社、Wipro Technologies社などの多くの企業が一連のスタック、モジュール、完全な参照プラットフォームの形での製品を提供している。
Sasken社は、電話機用ソフトウエアの広範な基盤を用いてプラットフォーム開発、コンポーネント開発に加えて製品テスト、規制適合テストなどの特定分野の製品を創りだしている。
戦略企画部門の部門長であるMilind Gandhe氏によるとSasken社はOMAPにおいてTexas Instruments社のキーパートナーであり、日本のベンダーとは以前より深い提携関係にあるとのことである。現在13機種の電話機がSasken社のマルチメディア・ソフトウエアを使用しているとのことであり、この内4機種は台湾で、9機種は日本で用いられている。日本での9機種のうち7機種はFOMAの電話機であり、2機種はQualcomm社のHutch3の電話機である。
第2世代、および第2.5世代携帯電話には、Sasken社のGSM/GPRS(Global System for Mobile Communication
/ General Packet Radio Service)無線プロトコル・スタックが用いられている。
一方で韓国のネットワークの事情はと言うと、英国の有線電話網と同様に現在はSasken社のStrawberraを用いたテレビ電話端末の実用化試験の段階である。
他方ではEpigon Mediaware Technologies社はカナダを拠点とするAtsana社が開発中の次世代電話に用いられる音声とビデオ用CODECを開発中である。
これらの電話機は多くのマルチメディア向けテクノロジーの融合体でありカメラ画像符号化、ビデオ・オン・デマンド、対話型ゲームなどの新規の機能を提唱している。
Epigon社はAtsana社と3年に渡って提携関係にある。同社のIP関連の開発は全て同社のBangalore開発センターで行われている。
Quorant社は携帯電話機向けのGUIのカスタマイズを行っている。同社の地域ビジネス・マネジャーであるSunil Kumar氏によると「我が社は製造業者の利用者や電話機に特化した機能の要望や特定のチップセットに対応するユーザー・インターフェース、GUI、ミドルウエアを開発できる。ゲームは大きなフラッシュ・メモリーのサイズとなるが、我が社はゲームのアプリケーションやアニメーションも作ることができる。またIrDAやBluetooth、シリアル・ポートのような外部ポート・インターフェースのためのドライバー・プログラムの開発も行っている」。
彼は、ますます多く携帯電話機のベンダーがクライアント・アプリケーションの開発をインドの企業に求めることについてSasken社のGandhe氏やEpigon
社のJayakumar氏と同意見である。
北米の企業でさえソフトウエア開発センターをインドに設置している。Gurgaonに拠点のあるHSS ( Hughes Software
Systems)社は、モバイル電話ソフトウエアに焦点を置いている。
副社長補佐のAjay Gupta氏によるとHSS社のプロトコル・スタックは第3世代携帯電話をターゲットとしている。
アプリケーション・レベルでは、HSS社がPush-to-Talk(トランシーバータイプの操作性での会話)や音声通信などのアプリケーションをサポートするmicro
SIP(Session Initiation Protocol)スタックを提供しており、いくつかのアジアのベンダーがこれを利用している。
最後になるが、Wipro Technologies社は電話機の設計・開発の分野で活躍しており、同社のAquaは電話機開発用のLinuxベース参照設計フレーム・ワークであり、カスタム製品の実現をサポートする。
モジュール構成のモバイル機器のための参照設計例は、アプリケーション・プロセッサー、Linux OS、関連したドライバー、およびアプリケーションから成り、機器メーカーとコンポーネント・ベンダーが、それらの製品を統合し、迅速で、規格化されて、低価格の機器を生産することを可能にしている。
Wipro社は参照用実現例のためOMAP 1510プロセッサー、Wavecom GSMスタックとMontavista Linuxを選んで基本的なアーキテクチャーを開発した。
今後の目標は他のアプリケーションの統合のために枠組を増やし、参照プラットフォームを提供することである。 |
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