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EMBEDDED
SOFTWARE
ソフト作成のグローバル展開
ソフトウエア開発チームを全世界に広げる
Warren Webb, Technical Editor, EDN Worldwide
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エレクトロニクス産業の他の分野と同じく、組み込みシステム向けソフトウエア開発はグローバル化しつつあり、これまでに実績を持っていた北アメリカ、ヨーロッパ、およびアジアに加え、インドや東ヨーロッパなどが参入してきた。
現在ではインターネット接続およびわずかな開発ツールだけで、プログラマーは世界のどの地域からでも組み込みシステム向けのソフトウエア・プロジェクトに参加することができる。
実際、プロジェクトに関する最新の技術と物流を管理できる開発チームならば、このような開発モデルを導入することで全体コストを引き下げられる可能性がある。
組み込みシステムのソフトウエアは複雑さが増すにつれ、間違いなく製品納期を決めるボトルネックになってしまう。デバイスのハードウエアがいくら新規の機能を持っていても、多くのメーカーは自社製品の差異化には組み込みソフトウエアに依存しなければならない。
この各方面からの絶え間ない重圧のため、開発者はプロジェクト達成の手段として、例えば既製品の利用、無償のサード・パーティー製ソフト、洗練されたソフトウエア・ツール、低コストの外注などに目を向けている。
世界的な分散コンピューティングとユビキタス・コンピューティングの動向から、組み込みシステムのソフトウエア開発に関わる人々の数は日々に急増している。交通、製造、通信、流通、エンターテインメント、医療、およびセキュリティーは、組み込みシステムが活躍する産業のほんの一部である。
組み込みシステム用のオペレーティング・システムは複数のハードウエア・アーキテクチャーに対応し、少ないメモリで動作しなければならない。単純な8ビット・マイコンからデスクトップ・パソコンに匹敵する構成のハードウエアに対して独自の、もしくはオープン・ソースの組み込みシステム用オペレーティング・システムが提供されている。
例えば、Symbianは多くの携帯電話機に使用されている商用オペレーティング・システムであり、Microsoft社の組み込みシステム用Windows
XPは複雑化した構成のハードウエアにおいて利用されている。無償のUNIXオペレーティング・システムとして知られるLinuxは、多数の民生用電子機器をサポートするために組み込みシステム開発企業に採用されている。
次の段階はRTOS(リアル・タイム・オペレーティング・システム)である。知名度の高い商用RTOSとしてはWind River Systems社のVxWorksやGreen
Hill Software社のIntegrityがある。
オープン・ソースのプロジェクトとしてはeCosなどが、インターネット上での活発な開発者コミュニティーによって支えられている。TRONおよびITRON(産業用TRON)の仕様書は、日本の組み込みソフトウエア業界におけるRTOSの事実上の標準である。
組み込みソフトウエアの開発で最も重要で、コストのかかるのはアプリケーション・ソフトウエアである。機器設計者は製品の差別化と最適化のためにここに努力を集中する。コスト低減のために多くの組み込みシステム開発企業がソフトウエア開発業務を低賃金の国々に移している。
例えばCadence Design社、Synopsys 社、Texas Instruments社、National Semiconductor社、Motorola社、STMicroelectronics社、Intel社そしてAnalog
Devices社が低コストのプログラマが潤沢に得られるインドにソフトウエアのデザイン・センターを設立した。またIndia's National
Association of Software and Service Companiesは組み込みシステム開発企業と有能な外注先候補との橋渡しを行っている。 |
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